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- 2021.12.13
SNSマーケティングの第1の目的はブランディングです。SNSを通し企業理念や企業イメージを印象付けることで、企業のカラーを広く知ってもらうことができます。またリアルタイムで顧客と交流することで企業に対して親近感を持ってもらうことや、インバウンドマーケティングの手法(=自社サイトへの流入経路)としても優秀。サイトやメディアを立ち上げ初期にはコンテンツ量が少なく検索による集客が期待できないため、公開と同時にSNSアカウント作成とフォロワーを増やしそこからの流入や拡散によるPVのアップを狙うことがインバウンドマーケディングには欠かせないからです。
SNSの種類と特徴
【企業向け】マーケティングに適したSNSまとめ6選
SNS(Social Networking Service)とは登録した利用者同士が交流できるWEB上の会員制サービスのこと。すでに友人であったり同じ趣味を持っているなど、ある程度共通項を持つ人たちが集まることで、利用者間の密なコミュニケーションが可能になります。現在主流のSNSはLINE・YouTube・Twitter・Instagram・Facebook・TikTok等。それぞれのメディアとしての仕様とユーザーの主な年齢層に大きな違いがあるため、それらを理解した上で適したコンテンツを作成する必要があります。成功するためのSNS基本知識とターゲット層に適したSNSを選定することも重要です。
主なSNSコンテンツ
【企業向け】マーケティングに適したSNSまとめ6選
日本におけつSNS利用率が世代を問わず高いことから、企業がマーケティングに活用することが注目されています。主要なSNS6選の特徴を紹介していきます。
LINE
https://line.me/ja/
令和2年度の総務省調査によると、全世代で9割を超える利用者がおり、SNSの中でダントツの利用率1位誇るのがLINEです。個人間のメッセンジャー機能には、過去のやりとりからのワード検索機能や現在の位置情報の送信機能などがついており、テレビ電話の音声もクリア。グループで利用する際も日程調整や投票機能などがついており大変使いやすい設計になっています。
Instagram
https://www.instagram.com/?hl=ja
Instagramはビジュアルに特化したSNS。Instagramの利用率は全年代で一貫して増加傾向にあり、今回の総務省の上記調査ではTwitterと並んで利用率第2位に浮上。元々は写真投稿がメインでしたが、現在は15秒ほどの動画を投稿できるストーリーズ機能に加え、動画をライブ配信できるインスタライブ機能、次々に動画を流していくリール機能、最長15分(フォロワーが1万人以上の場合60分)の動画投稿が可能なIGTV機能などを備え、長時間の動画に強いメディアへとシフトしつつあります。また多くのフォロワーを持つインフルエンサーからそのフォロワーへ一方方向での影響力が大きいことも特徴です。
Twitter
https://twitter.com/?lang=ja
1投稿140文字という文字数の中で呟ける気軽さで全世界で広く長く多くの人に利用されているSNS。他のSNSに追随して様々な機能をテスト搭載するものの、結局は本来の呟きスタイルが支持され、ユーザーがUIの変化をあまり好まないというのが特徴。有名無名フォロワーの数にかかわらず、惹きのある呟きは広く拡散され、世論や政治を変えることも少なくありません。反面、投稿内容が過激だったり悪質であったりコンプライアンスに問題があるようなものは、一般人でも有名人でも企業でも関係なく炎上し、ブランドイメージを著しく損なう恐れがあるので注意が必要。良くも悪くも世間に大きな影響力を持つメディアです。
Facebook
https://ja-jp.facebook.com/
40代及び60代を除く各年代で利用率が減少し、下火になりつつあるFacebook。特に10代では利用者は20%を下回り、各年代の中で最も低い利用率となっています。しかし、長文を投稿できることからブログ代わりに情報発信する個人も多く、経営者や社会企業家などは個人のブランディングのため、また以前からの利用者は友達同士で狭く近況を報告し合うためなどに利用されています。
動画系コンテンツ
【企業向け】マーケティングに適したSNSまとめ6選
YouTube
https://www.youtube.com/
世界中で動画共有できる動画配信プラットフォーム。子どもから大人までユーザー層は幅広いものの、他のSNSに比べて圧倒的に低年齢層の子どものユーザーが多いのが特徴。またコンテンツを収益化する方法が広告収入・チャンネル メンバーシップ・グッズ紹介・Super Chat とSuper Stickers・YouTube Premiumと5種類とあり、各手法ごとに異なる利用要件を満たすと使うことができるようになります。そのため収益化を目指してYouTubeに参入する人も多く、結果、高い知名度を誇るYouTuberを多数生み出すことになりメディア自体が強い影響力を持っています。
TikTok
https://www.tiktok.com/ja-JP/
15秒から1分ほどの短尺の動画を制作・投稿できるSNS。アプリに実装された機能で、動画を修正してビジュアルを盛って見せたり、BGMがつけられたり、再生スピードの調整ができたりなど楽しく簡単に動画を作って共有することができます。また流行ったネタをみんなでマネするのもTikTokの特徴。オリジナルソングでバズって音楽業界でデビューするアーティストもいます。小学生から10代が利用者の多くを占めるものの、規約上では13歳以下は親の管理下でのみ使用が義務付けられています。
GAで流入経路をチェックしてマーケティングに繋げよう
【企業向け】マーケティングに適したSNSまとめ6選
GAとはGoogleアナリティクスのこと。Googleアナリティクスを利用することで、サイトへのSNS流入がトラッキングできます。マーケティングにおいて数字を可視化し、コンテンツの反響を把握することも重要です。
GAは、自社サイトへの流入経路やその後のユーザーの動向以外にもさまざまな分析が可能なため、コンテンツの評価や次のアクションへつなげることができます。良質なインバウンドマーケティングを効率よく行うためにもぜひ導入しましょう。
そして数値の分析にもやはりプロの目線が欠かせません。数値の高低だけではなく、ユーザーが購買や問い合わせに至ったかなどKPIを意識した解析により、自社に合ったSNSツールや、顧客に響くコンテンツ内容、より読んでもらえる投稿のタイミングなどが導き出されることでしょう。
SNSブランディングによるインバウンドマーケティング
【企業向け】マーケティングに適したSNSまとめ6選
各種SNSは、ユーザーの年齢・ジャンルによって適したものが変わる傾向があります。
自社のビジネスと相性の良いSNSを見つけること、また、各メディアの特徴に合わせて一番効果が得られるようなコンテンツ作りのノウハウを確立していくことがインバウンドマーケティングには欠かせません。SNSを上手に活用し、狙うターゲットに直接届けることで、より効果的なブランディングとマーケティング行いましょう。
インバウンドマーケティングが得意なフォチューナはマーケティング活動の促進、高度なウェブサイトの構築まで
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AUTHOR PROFILE
HIROHATAWEBコンサルティング事業部 / 関西チーム プランナー
リテール業界を得意とし、WEBマーケティングを支援するプランナー。前職はリテール業界にて社内マーケティング兼、制作ディレクターを担当しておりました。フォチューナに入社後、WEBディレクター、営業を経て情報設計、開発案件にも携わっています。 制作し納品するだけでなく、公開後の運用フォローや、成果に近づくため伴走した支援を行っております。 HubSpotインバウンド認定資格を保持。
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