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- 2024.05.23
オンラインでの集客といえばWeb広告。今やWebマーケティングにおいて欠かせない集客施策の一つですが、Web広告の運用方法や代理店の選定にお困りの方は少なくありません。
本記事では、Web広告のメリットや運用方法、運用を任せる広告代理店を選ぶポイントまで解説しますので是非参考にしてください。
- この記事はこんな人におすすめ
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- Webでの集客を強化したいマーケティング担当者
- 現在のWeb広告運用に満足していない方
- Web広告の運用方法についてお悩みの方
Web広告って何?
Web広告とは?運用方法から代理店を選ぶポイントまで徹底解説
名前の通り、Web広告とは「Web上で掲載されている広告」のことです。Web広告はインターネット広告、オンライン広告、デジタル広告と呼ばれることもあります。
例えば、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで調べたいキーワードを検索窓に入れて検索します。検索結果の上部や下部に広告が表示されますが、これらもWeb広告の一種です。その他にも、TwitterやInstagram、LINEなどのSNSやYouTubeなどの動画サイトを見ている時など、インターネット上で表示される広告は総じてWeb広告と呼ばれます。
Web広告のマーケットは年々拡大し、4マスと呼ばれるいわゆるオフライン広告の4大メディア(テレビ・新聞・ラジオ・雑誌)を上回る市場となりました。
機械学習やオフラインとのデータ連携など新しい機能が次々と生まれ、Web広告業界は今後更なる成長が見込まれています。
Web広告のメリット①細かいターゲティングができる
Web広告媒体の多くは細かくターゲットユーザーを絞り込んで配信できるので、より効果の高い広告施策を打てるのがメリットです。
たとえば、新聞チラシやテレビCMなどのオフライン広告はターゲットでないユーザーにも広告が届いてしまいます。その場合、広告を見る人が多くても購入・成約までは至らないケースは少なくありません。
Web広告の場合は、ユーザーの性別、年齢、地域などの基本情報からWeb上の行動や検索履歴まで細かいターゲティングが可能です。つまり、自社の商品サービスにマッチするユーザーに絞って広告配信ができるということです。ターゲティング精度を高めれば高めるほど、費用対効果の高い集客が可能です。
Web広告のメリット②効果が数字ですぐに分かる
テレビCMやチラシなどのオフライン広告は効果測定が大きな課題ですが、Web広告はほぼリアルタイムで成果を確認することができます。広告の表示回数やCTR(クリック率)、コンバージョン数はもちろん、解析ツールを駆使する事で更に高度な効果検証をすることができます。
効果検証を行った後は、その結果をもとに施策の改善を行います。Web広告なら広告の公開後もクリエイティブや配信設定を変更することが可能です。例えば成果の悪いキーワードを除外したり、好調なチャネルの予算を増額するなど、適宜PDCAを回して広告数値を改善していくことが重要です。
Web広告のメリット③その場で行動促進ができる
画像赤枠箇所のように、ユーザーに対して何かしらの行動を促すことをCTA(コールトゥアクション)と言います。具体的には申し込みや問い合わせ、購入などの具体的なアクションを促すもので、これもオフライン広告にはないWeb広告の大きなメリットの1つです。
仮に精密なターゲティングができても、ユーザーや見込み顧客にアクションを促せなければ最終的に得たい成果は得られません。広告から行動に結びつけるには「ユーザーに何をして欲しいのか」を明確にする必要があります。Web広告では、広告の内容に合わせてCTAの文言を変更することも可能です。
このように、Web広告は関心度の高い層に広告をリーチさせられるだけでなく、広告を見たユーザーに次のアクションを促し、売上に結びつかせることができます。
Web広告の種類
Web広告とは?運用方法から代理店を選ぶポイントまで徹底解説
ひとえにWeb広告と言っても沢山の種類があります。それぞれ特徴を理解することが重要ですが、まずは以下を押さえておくと良いでしょう。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- アドネットワーク広告
- アフィリエイト広告
- 純広告
- 動画広告
- SNS広告
ここでは「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「YouTube広告」の概要を分かりやすく解説します。
Web広告の種類①リスティング広告
リスティング広告とは、検索キーワードに応じて表示されるWeb広告のことです。ユーザー自らキーワード検索をするということはその時点でニーズが顕在化している可能性が高いため、購入意欲が高いターゲットに絞った集客が見込めます。
また、リスティング広告はクリックされて初めて広告費用が発生します。これは「クリック課金型」といい、低予算から出稿することができるものです。ただし、競合状況によっては単価が高騰し結果的に費用が嵩む場合があります。予算を設計する際には業界水準を理解した上でシミュレーションすることが重要です。
媒体例|Google広告(GDN)・Yahoo! 広告(YDN)
Web広告の種類②ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、メディアやアプリの広告スペースに掲載されている広告画像や動画、テキストのことです。リスティング広告とは異なり、主に新開発の商品やサービスを知らない潜在層への認知を広げるために利用されることが多いです。
比較的大きい表示回数が見込めますが、広告効果を高めるにはターゲティングが重要です。年齢や性別、地域などの基本情報から閲覧履歴まで、さまざまなデータに基づいて興味・関心の高いユーザーに絞って配信することができます。ディスプレイ広告に課題がある場合はまずターゲティング設計を見直してみてください。
媒体例|Google広告(GDN)・Yahoo! 広告(YDN)
Web広告の種類③ YouTube広告
最近の傾向である動画視聴時間の増加に伴い、人気のWeb広告の一つとなったYouTube広告。アクティブユーザー数が膨大で、認知拡大に有効です。ディスプレイ広告同様、細かいターゲティングが可能なので運用精度を上げることで費用対効果を高めることができます。
テレビCMと近い印象を受ける方も多いかもしれませんが、YouTube広告はCM中にチャンネルを変えたり録画で早送りされるようなことがありません。スキップまでの冒頭数秒間は必ず見てもらえるので、そこでユーザーを惹きつけることが重要です。
媒体例|YouTube広告・TikTok広告
参考|動画広告フォーマットの概要 – Google 広告 ヘルプ
Web広告の運用方法
Web広告とは?運用方法から代理店を選ぶポイントまで徹底解説
Web広告の運用方法は大きく分けて2種類。自社で運用する方法と、代理店の広告運用サービスを利用する方法です。ここでは、自社で広告を運用する場合と代理店に任せる場合のメリットとデメリットを解説します。
Web広告の運用方法①自社運用(インハウス化)
Web広告を社内で運用する、いわゆるインハウス化する最大のメリットは費用を安く抑えられることです。例えば広告費20万円で運用する場合、自社運用の場合は20万円の広告費負担だけで済みます。一方、広告代理店に運用を任せる場合、例えば運用手数料が20%だとすると、広告費20万円の20%である4万円が追加で発生します。
また、広告運用の透明性が高いというのも自社で運用するメリットの一つです。定例会などミーティングでの運用状況報告があったとしても、運用に関わる情報すべてを共有してくれる代理店は多くありません。社内で広告アカウントを管理し、社内人材が広告を運用する場合は、どんな運用をしてこの結果に至ったのかが明確です。
費用をできるだけ抑えたい・社内にWeb広告運用経験者がいる・広告運用状況を細かく把握したい、という方には自社運用がおすすめです。
Web広告の運用方法②代理店運用
Web広告の運用を代理店に任せるメリットは、なんと言っても広告運用のプロに任せられる=広告成果を得られやすいということです。広告代理店の運用担当者は日頃から様々なクライアントの広告を運用しており成功事例や勝ちパターンが豊富です。また、GoogleやYahoo、Metaなどの広告メディアとの繋がりも強いため、常に最新の情報を入手しています。
また、広告運用を代理店に任せることで、運用にかかる手間が大きく省けるのもメリットの一つです。Web広告の入稿作業や細かい手作業での運用は、慣れていないと膨大な時間がかかります。もちろん、入稿に必要な画像や情報の提供は必要ですが、広告配信設定や日々の運用状況の確認、レポート作成など、手間のかかる作業を丸投げできることは代理店運用の魅力です。
広告運用代理店の選び方
Web広告とは?運用方法から代理店を選ぶポイントまで徹底解説
ひと口に代理店と言っても、数多ある様々な代理店の中から自社に合うパートナーを見つけるのは大変です。ここでは代理店を選ぶときのポイントを解説します。
代理店を選ぶポイント①得意な商材ジャンル
大手の代理店では幅広いジャンルの商材での広告運用実績があります。しかし大手の代理店は、最低出稿金額や最低契約期間などのハードルが高く設定されている場合が多く、予算オーバーになることも。費用を抑えつつ広告成果を最大化するためには、自社の商品を得意ジャンルとする代理店を見つけることです。
例えば新商品のコーヒーを広告で打ち出したいのであればDtoCで特に食料品のジャンルに強い代理店、専門学校のオープンキャンパスの集客がしたい場合は教育系やイベント集客に強い代理店など、自社の商材に合わせて代理店を選定しましょう。
代理店を選ぶポイント②運用体制
広告運用を代理店に委託する場合、できるだけ自社の運用にリソースを割いてくれそうな代理店を選ぶことが重要です。例えば、代理店によっては運用者1人で何十社も運用を担当していたり、運用者のレベルに格差がある場合も少なくありません。せっかく広告代理店に運用を任せるのであれば、優秀な運用者にきめ細かく運用してもらいたいものです。
運用者一人あたり大体何社ぐらい担当しているのか、運用者はどんな経歴か、営業担当ではなく運用者と直接コミュニケーションが取れるか、など運用体制について事前に確認しておくことをお勧めします。
代理店を選ぶポイント③ソリューションの幅
Web広告はあくまで手段であって目的ではありません。もちろん、オンライン集客施策としてWeb広告が最善の場合は、Web広告運用の成果を最大化することが得策です。しかし、オンライン集客の方法はWeb広告だけではありません。SEOやSNS運用、オウンドメディアなど、Webマーケティングの様々な集客施策を組み合わせることで最大の成果を発揮します。広告の成果はLPの質も大きく影響するので、Web制作の知見も重要です。
Webマーケティング領域全般に明るい代理店であれば、広告に限らず幅広い提案をもらうことが可能です。結果的にWeb領域全体を通して一貫性のある効果的なマーケティングが実現できます。
フォチューナの広告運用
Web広告とは?運用方法から代理店を選ぶポイントまで徹底解説
フォチューナの広告運用サービスの特徴を3つご紹介します。
BtoC商材に強い
フォチューナはこれまでに様々な業種・商材のWeb広告を運用してきました。中でも、特に得意なのがBtoCの商材です。フォチューナの広告運用チームにはBtoC企業出身のマーケターが所属しており、広告運用の視点に留まらず多角的なWebマーケティング視点でのご提案を得意としています。
具体的には、認知獲得を目的とした広告の場合はターゲット層とメディアの特徴を考慮してSNSでのキャンペーン訴求を行うなど、企画・設計フェーズからサポートさせて頂いております。
認定資格保持者の専任制で安心
フォチューナの広告マーケティングチームは全員Google広告認定資格を保持するプロフェッショナルです。運用専任担当が1名付くので、営業担当経由でのやり取りではなく、直接スピーディーにコミュニケーションを取ることが可能です。
幅広いマーケティングソリューションの提案
フォチューナにはWebマーケティング領域を網羅的にサポートできる人材・ノウハウがあります。Web広告の成果を加速するWeb制作やアクセス解析、キャンペーン企画、SNS運用などWeb集客に関わるあらゆるマーケティングのご提案が可能です。
また、フォチューナではWeb広告運用サービスと併せて広告運用のインハウス化支援も行っております。将来的にWeb広告の自社運用を検討している場合は、伴走型のサポートが可能なフォチューナへ一度ご相談ください。
クライアント様の実際のお声
Q:フォチューナの広告運用サービスを受けて良かったことは何ですか?
A:その広告に対して、次はどのような手を打つべきなのかを明確にした上で進めていただけたこと。
Q:広告運用担当者のサポートにご満足いただけていますか?
A:様々な状況や質問に対して、丁寧に答えて頂けるので満足しています。
ご回答者:scene様
まとめ
Web広告とは?運用方法から代理店を選ぶポイントまで徹底解説
オフライン広告では得られないさまざまなメリットを享受できるWeb広告。Web広告は膨大な広告予算が無くても、ターゲティングを細かく調整しながら実際の数値データをもとにPDCAを回したり、ユーザーにその場で行動を促すことができます。
フォチューナは、広告の目的や予算、商品サービスを理解した上でWeb広告の魅力を最大限活用したご提案ができます。是非お気軽にご相談ください!
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INFORMATION
運営会社:株式会社フォチューナ
株式会社フォチューナは、WordPressに強いWEB制作会社として多くの企業様へサポートしています。私たちはLife with Communication.に情熱を傾けるテクノロジーとマーケティングカンパニーです。
インバウンドマーケティング最新情報から見直したいSEOテクニックまで、コンテンツ・SNSマーケティングを支援するFortuna Magazine(フォチューナマガジン)を運営しています。
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AUTHOR PROFILE
おおた広告マーケティング事業 WEBマーケター
集客、コンテンツマーケティング領域において主にtoC事業へのサポートを行うWEBマーケター。課題抽出、設計からソリューション提案まで一気通貫で従事。Google広告認定資格、Googleアナリティクス認定資格、HubSpotソーシャルメディアマーケティング認定資格を保持。
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