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- 2021.10.25
オウンドメディアの目的を達成するためにも、SEO対策は必要です。メディア内のコンテンツ執筆に悩む方に向けて「なぜSEO対策が大切か」「具体的にはどのような対策ができるのか」また「どのようなライティングが求められているのか」について解説します。
オウンドメディアにおけるSEOとは?
オウンドメディアでSEOを意識したライティングのコツを紹介
オウンドメディアは、自社のサービスや商品を知ってもらう・ファンを獲得するための手段として活用されています。そのため「企業の認知度を高めること」「商品検索から購入までの道筋を作ること」などオウンドメディアのコンテンツ(内容)が重要です。
ただし、閲覧が少ないことにはその手段も達成することができず費用と時間だけがかかってしまいます。閲覧数を多くするテクニックを試す前に、Googleガイドラインページに基本的な点がまとめられていますので確認しましょう。
・所有するウェブサイトが Google に表示されているか?
・ユーザーに質の高いコンテンツを提供しているか?
・所有するローカル ビジネスが Google に表示されているか?
・ウェブサイトのコンテンツにどのデバイスからでも速く簡単にアクセスできるか?
・所有するウェブサイトは安全か?
オウンドメディアのSEO対策は何のため?
SEO対策をするメリットは3つ考えられます。「①自然流入が増えることで、②広告費を抑えることができ、③関心が高い見込み客を獲得できる」ことです。調査によると検索上位と下位ではクリック率が12倍差がでるため、可能な限り上位表示するためのSEO対策をオウンドメディアにするべきでしょう。
③の関心が高い見込み客は、将来的に商品購入やサービス導入するケースが多くビジネスの売上に直結するためSEO対策をするメリットがあります。
オウンドメディアにおけるSEO対策
オウンドメディアでSEOを意識したライティングのコツを紹介
オウンドメディアをより多くの見込み客を惹きつける存在にランクアップさせるために必要な3つのSEO対策を紹介します。
- キーワード選定
- サイト設計・サイト構造
- ユーザーにとって有益なコンテンツ制作
キーワード選定
まず、メディアの目的に合うキーワードを選定しましょう。オウンドメディアでどんなに良い情報を提供していても、サイトが見つかりにくい状態になっているのであれば意味がありません。適切なキーワードを選び、検索すればサイトが上位表示されるようにしておきましょう。
例えば企業の認知度を高めることが目的のときは、見込み客のターゲット層が検索しそうな言葉をキーワードに定めます。パソコンのセキュリティシステムを開発している企業であれば、「パソコン セキュリティ」「セキュリティ対策」「セキュリティソフト」などをキーワードにできるでしょう。
サイト設計・サイト構造
オウンドメディアは、見込み客のサイト内移動を想定した構成になっていることが重要です。検索数が多いキーワードでメインとなるコンテンツへの流入を図り、そこからより詳細な情報を提供するコンテンツへと枝分かれする樹状構造を目指します。
系統立てたサイト構成にすることで、見込み客はオウンドメディアを「知りたい情報を得やすいサイト」と認識しやすくなるでしょう。系統立てたサイト構成であれば、情報に漏れがないかチェックしやすくなります。不足する情報がある場合は適切なキーワードを設定し新たにコンテンツを作成することで、オウンドメディアを穴のない状態にしていきましょう。
また、情報が重なっているコンテンツがないかチェックしてください。同じ情報を提供するコンテンツが2つ以上あると、見込み客の混乱を招き情報への信頼性が低下する可能性もあります。
サイトやアプリのユーザー像を詳しく分析し、ご自身のマーケティングやコンテンツ、商品などのパフォーマンスを的確に把握できます。
ユーザーにとって有益なコンテンツ制作
コンテンツは見込み客のニーズを満たす有益なものである必要があります。見込み客が知りたいと思っていることの答えを得られ、他のサイトにはない独自性があり、なおかつ信頼性が高いコンテンツを作成していきましょう。
コンテンツの文章は、日本語として読みやすいことが大前提として求められます。キーワードを網羅するために不自然な日本語になっていると、サイトに対する信頼性が低下するかもしれません。また、文章に合う適切な画像を挿入することでも、読みやすさを向上できるでしょう。
SEOを上げるライティングのコツ
オウンドメディアでSEOを意識したライティングのコツを紹介
ライティングによっても、SEO対策に取り組むことができます。次の4つのポイントに注意してライティングしていきましょう。
- ユーザーニーズを考える
- 見出しを整理する
- リード文を意識する
- 目次をうまく活用しよう
ユーザーニーズを考える
文章を書く前にユーザーのニーズについて考えましょう。オウンドメディアを閲覧する人が求めている内容のコンテンツなのか、吟味する必要があります。
ユーザーニーズを的確に把握するためにも、まずはオウンドメディア自体がどのような人をターゲットにしたものなのか明確にしておきましょう。ターゲットを分析することで、ユーザーニーズも明らかになります。
見出しを整理する
見出しを整理することも大切です。ユーザーによっては最初に見出しだけをざっと見て、コンテンツが読むに値するものなのか把握することがあります。見出しだけを見ても内容が分かるように厳選した言葉を使って作成しましょう。また、大見出しや中見出し、小見出しの関係が樹形図のように分かりやすい関係になっていることも大切です。
リード文を意識する
キーワードで検索した人のニーズに応える優れたコンテンツであっても、記事冒頭のリード文がニーズを捉えていなければ、見込み客に内容を見てもらうことができません。コンテンツを作成するときは、リード文が見込み客のニーズをきちんと捉えているか、「内容を読みたい」と思えるような文章になっているか確認するようにしてください。
目次をうまく活用しよう
キーワード検索して到達するユーザーは、何かを調べていたり商品を探しています。オウンドメディア記事を読んで明確な答えが見つからなければ読むことをやめてしまうでしょう。
ライティングをする上で、探している答えを書くことは重要です。そのため記事冒頭の「目次」は効果も出しやすいため設けることをオススメします。記事を最後まで読まなくても閲覧者が素早く探しているワードを見つけ、コンテンツを読むべきかどうか判断することができます。
評価されるコンテンツを目指したSEO
オウンドメディアのSEO対策には終わりがありません。定期的にサイトの閲覧数や流入経路、サイト内リンクのクリック数などを定期的にチェックし、情報の更新や見込み客ニーズを満たす新しいコンテンツ作成しましょう。SEO対策とオウンドメディア改善を続けることで、ユーザーしいてはGoggleに高く評価され、結果ビジネスの成功の近道になります。
インバウンドマーケティングが得意なフォチューナは、
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AUTHOR PROFILE
HIROHATAWEBコンサルティング事業部 / 関西チーム プランナー
リテール業界を得意とし、WEBマーケティングを支援するプランナー。前職はリテール業界にて社内マーケティング兼、制作ディレクターを担当しておりました。フォチューナに入社後、WEBディレクター、営業を経て情報設計、開発案件にも携わっています。 制作し納品するだけでなく、公開後の運用フォローや、成果に近づくため伴走した支援を行っております。 HubSpotインバウンド認定資格を保持。
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