SNSで店舗集客!店舗スタッフによるSNSを活用した集客事例
2024.02.03

SNSで店舗集客!店舗スタッフによるSNSを活用した集客事例

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SNSオウンドメディアを通してマーケティングやブランディングが当たり前に行われるようになった昨今。これまで、コンテンツを作成し店舗集客を行うのは運営本部の役割でした。しかし、スピード感や顔の見えるリアルなコンテンツ発信が重要視される今、SNSの発信者として最適なのは店舗スタッフという考え方が広がっています。本記事では店舗スタッフがSNSでのコンテンツ発信を通して店舗集客を盛り上げるメリットと事例を紹介します。

この記事はこんな人におすすめ

SNSでの店舗集客は店舗スタッフに任せる時代

SNSでの店舗集客において、現場スタッフによるリアルな情報発信は、ユーザーを惹きつけファンを育成する魅力的なコンテンツの一つです。店舗や店舗スタッフの個性を魅力と感じたファン(リード)を獲得することが、店舗集客の成功につながります。


本部発信のSNSコンテンツが店舗集客に不向きな理由

コーポレイトサイトに掲載されるメインコンテンツは本部のマーケティング・広報担当者が手掛ければ問題ありません。しかし社内の中でも差別化が必要とされるのが店舗ごとの情報発信コンテンツ。これはお店の雰囲気を最もよく知っている接客担当者が書くのが最適。
しかし、文章のプロではないスタッフがこの業務に悩まされていることも少なくないのではないでしょうか。現場のスタッフは広報のプロではありません。だからこそ「適当に書いて」と丸投げするのではなく、本社のマーケティングPR部署のフォローが欠かせません。


店舗スタッフのSNSコンテンツによる集客の事例

例えば、店舗を全国展開している3COINSでは、各店舗のスタッフによるインスタグラム公式アカウントが複数存在します。店舗スタッフによるリアルな商品紹介やレビューが好評で、中にはフォロワー10万人を越えるスタッフもいます。

https://www.instagram.com/3coins_.maiko/

また、3COINSの採用サイトの中でもSNSの発信は店舗スタッフの業務の一つとして取り上げているほど、店舗スタッフのコンテンツ作成は当たり前になってきています。

3COINS 新卒採用サイト

SNSでの店舗集客を店舗スタッフに任せるメリット

接客担当者は現場とお客さまを社内で一番よく知っている人材です。
だからこそ現場の店舗スタッフにSNSのコンテンツ発信に協力してもらえることはそのブランドの大きな強みになります。

rienda 村岡スタッフ

参考ポイント:コーディネートやライフスタイルがわかり身近に感じる投稿。

どんな商品が売れているのか、この店舗ではどんなお客様が多くどんなアイテムがうけるのか。例えば、沖縄ではダウンコートは売れにくいなど、地域によって好まれるファッションが違うといったことが挙げられます。気候やマインドでその店舗で売れるものはどうしても違ってくるもの。それら接客担当者が日々肌で感じていることを盛り込んだ内容のコンテンツは必ずお客様の購買ニーズに結びつき、ローカルマーケティング戦略としても効果を発揮します。


キャンペーン情報をリアルタイムに発信できる

コンテンツの内容は、年間のPRスケジュールに合わせたおおまかなテーマと配信スケジュールを決め、それに加えて現場店舗のオリジナルキャンペーン情報や人気アイテムなど地域の特性と季節に合わせた内容を盛り込むようにしましょう。

ある程度書く内容が決まっていても、書き手の語り口やその人柄で文章に色はしっかりつくものです。本部はスケジュールの共有をはじめ、媒体や大体の文字数など外枠をしっかり決めてあげ、書きやすいように配信媒体を整え、スタッフが情報発信に集中できるようにしてあげるほうが効率的です。


プロならではの商品の良さをリアルに伝えられる

書き手の語り口やその人柄で文章に着く色、そこに欠かせないのが商品のプロならではの視点です。素材のこと、扱いやすさ、コーディネイト、流行り、もしくは定番アイテムとの関連性などその人の視点で商品の良さをしっかり盛り込んでください。


店舗スタッフのSNS運用についてよくある質問

Q. 店舗スタッフがSNSでファンを獲得するコツは?
A. SNSでファンを獲得する上で重要なのがコンテンツの質。良いコンテンツを生み出すポイントは「ユーザーが知りたい情報は何か」をまず考えることです。店舗スタッフであれば接客の中で顧客の声を聞く機会が多いはず。日頃からお客様の言葉や行動を気に掛けるようにしましょう。

Q. 店舗スタッフにSNSを任せる際に必要なことは?
A. 店舗スタッフはSNS運用のプロではありません。運用を開始する前に、本部のSNS担当者や広報担当者が専用のガイドラインやマニュアルを用意して教育しましょう。SNSは良くも悪くも拡散力の高いメディアです。些細なことで炎上したりクレームに発展することのないよう危機管理を入念に行いましょう。


店舗スタッフからの発信で店舗とスタッフのファンを獲得しよう

店舗に行けないときでも、好きなブランドが配信しているコンテンツをみると顧客は嬉しいものです。商品の写真をアップしたり、スタッフの顔が見えたりなど、できるだけ顧客との距離を縮める内容のフォーマットを確立したいもの。顧客と密なコミュニケーションがネット上でも可能になるよう、お店の個性をしっかりアピールしていきましょう。ファンを作ることはすなわちリードの獲得。リードナーチャリングの実践につながるこの努力が、知らず知らずのうちにマーケティングを支えているのです。

フォチューナはオウンドメディアに特化したサイト制作やSNS運用・コンテンツマーケティングなど、Webマーケティングの幅広い領域においてサポートが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。