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- 2024.03.11
利用者数が年々増え続けているSNS(ソーシャルネットワークサービス)。SNSのコンテンツ、ネットワークが増えている状況において、ソーシャル メディアは企業のマーケティング活動にも欠かせない集客ツールとなっていますが、ソーシャルメディアマーケティング戦略の構築するハウツーは同じように重要です。
- この記事はこんな人におすすめ
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- 企業SNSの運用方法にお悩みの方
- Webマーケティング施策にお悩みの方
- 販促施策の企画担当者
ソーシャルメディアマーケティングとは何ですか
ソーシャルメディアマーケティングとは何か、そして戦略を構築する方法
ソーシャル メディア マーケティング (SMM) は、ブランドのプロモーション、ターゲット ユーザーの増加、Web サイトのトラフィックの促進、および売上の増加を目的として、Facebook、Instagram、TikTok などのソーシャル プラットフォームをターゲットとするマーケティング活動の一連を指します。
ブランドの価値やストーリーを紹介する魅力的なコンテンツの配信、ユーザーコメントを通じて顧客とやり取りする行為も含めることが、ソーシャル メディア マーケティングの定義となります。
異なるプラットフォームには異なる視聴者が集まります
ソーシャルメディアマーケティングとは何か、そして戦略を構築する方法
ブランドが、どのネットワークにアプローチすべきか、どのような種類のコンテンツを公開すべきかを考える前に、各ソーシャル ネットワークの微妙な違いを理解することも重要です。
大規模な顧客ベースを持つ大手ブランドは、複数のプラットフォームにわたって存在感を示す傾向があり、どこにでも同時にアクセスできるタッチポイントを持っている可能性が高くなます。一方で、中堅または中小企業の場合はどうなるでしょうか?
また、ソーシャル プラットフォームが非常にたくさんあるからといって、そのすべてが自分たちのブランドに適しているとは限りません。どこに時間を費やすべきかを検討いただけるよう、以下では各主要なソーシャル プラットフォームの概要を示します。
X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は、日本国内で一番アクティブユーザーが多く影響力の高いSNSプラットフォームです。そのためPRにおいて、Xは欠かせません。
他のSNSと大きく異なるのは、インフルエンサーを起用したPR施策マーケティングより、自社が主体となって情報発信をする施策の方が目立つこと。このようなPR施策を成功させるためには既存の機能を使いこなすことはもちろん、ツイートのABテストを行ってみたり、CVやKPIの設定をして、Xアナリティクスをまめに確認し、数値を分析、把握することが大切です。Xの場合、他のSNSと違って特にビジネスモードなどなく、誰でも最初からアナリティクスを確認することができます。
Facebook(フェイスブック)
meta社が運営する世界最大の実名登録制SNSが、Facebookです。日本国内でフォーマルなイメージがあるFacebookは、若年層より30代〜40代のビジネス中心となる年齢層の利用者が多いことから、ブログ代わりに長文コンテンツを情報発信が目立ちます。経営者や社会企業家などは個人のブランディングなどビジネス用途、そして友達同士での近況報告など利用者されています。
Instagram(インスタグラム)
Instagram は、画像・動画のビジュアル コンテンツを中心としたソーシャル メディア ネットワークです。
位置情報から実店舗への案内、商品ピンから誘導するしたネットショッピング、インフルエンサーなど Instagram は、目を見張るような写真から気の利いたメッセージに至るまで、Instagram マーケティングでは、ブランドをアピールするためヒントや情報が溢れています。
Threads(スレッド)
Meta が 2023 年 7 月 5 日に Threads をリリースしたとき、このソーシャル ネットワークはリリースから 約1 週間で 1 億件を超える登録されました。
Threads は、Xと同様テキストベースのソーシャル ネットワークであり、ユーザーはFacebook またはInstagram アカウントを通じてサインアップできます。ユーザーはモバイルでも投稿できますが、Threads はデスクトップでも利用できます。スレッドは、登録プロセスが非常にシームレスであるため、すでに Instagram アカウントを持っているブランドにとっても最適です。
Linkedln(リンクドイン)
LinkedIn は、ビジネス トレンドとネットワーキングに重点を置いたネットワークです。 LinkedIn は、特に B2B 分野にサービスの提供している人、企業にとって、繋がり以外にも、コンテンツ配信や見込み客発掘など、非常に多くのメリットがあります。
Pinterest(ピンタレスト)
Pinterest マーケティングは、特に Z 世代とミレニアル世代の間で非常に人気のプラットフォームのため、ビジュアルピン留めやシェアなど、ダッシュボードからユーザーのアクション、トレンドを見ることが可能です。Instagram と同様に、Pinterest は画像やインスピレーションを与えるコンテンツで成長しており、商品が中心的な役割を果たしています。
YouTube(ユーチューブ)
YouTube のビデオ形式のコンテンツは、高いパフォーマンスであることを考慮すると、コミュニティが活発なYouTubeプラットフォームも、ソーシャル ネットワークとして認識するべきではないでしょうか。最近ではマーケティング活動に欠かせないツールとしても存在感を高めています。
TikTok(ティックトック)
TikTok は 2021 年 9 月にユーザー数 10 億人に達し、世界で人気のあるソーシャル ネットワークの1つでしょう。バイラル トレンドやニッチなコミュニティに加え、ユーザーが何時間もスクロールし続けれるよう、パーソナライズされたアルゴリズムで知られています。TikTok マーケティングは、ブランドの状況を一変させ、まったく新しい方法で顧客とつながることを可能にしたソーシャル ネットワークです。
マーケティングに適したソーシャル メディア プラットフォームは6〜8ほどありますが、範囲を広げるには慎重な計画が必要です。ソーシャルメディアすべてを使用する必要はなく、業界と対象ユーザーに基づいて、どのプラットフォームが最も合理的であるかを調査、検討する必要があります。
では、コアオーディエンスがすでにアクティブであるソーシャル メディア プラットフォームに焦点を当てて戦略を考えた時に、どんな目標の立て方があるでしょうか。
ビジネスにとって意味のある目標を設定する
ソーシャルメディアマーケティングとは何か、そして戦略を構築する方法
ソーシャル メディア戦略の計画は、目標から始まります。より多くのフォロワーを獲得したい場合でも、より活発なコミュニティを構築したい場合でも、時間をかけてソーシャル目標を定義することが、マーケティングの第一歩となります。
目標によってソーシャル メディア マーケティングと、キャンペーンにどれだけの時間とエネルギーを費やす必要があるかが決まるため、リソースと予算の両方を考慮しながら設定しましょう。
ビジネスにとって、意味のある目標を設定する 5つの例をご紹介します。
目標例 1:ブランド認知度の向上
ブランド認知を向上させる大きな理由は、ユーザーがサービスを導入したり、購入する選択肢に入れてもらうためです。The Sprout Social Index™調査によると、消費者の約 68% は、ソーシャル メディアでブランドをフォローしている、と答えました。ストーリーを深く知って、さらに新製品やサービスに関する最新情報を入手し続けるためであると述べています。
したがって、ブランド認知度を向上させるには、プロモーションメッセージのみを公開することは避け、ブランドの声やストーリーを表現できるコンテンツとのバランスを取るようにしてください。
- 消費者がソーシャル上でブランドを知りたいと考えているもの
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- 広告に見えない、表現されていないストーリーやコンテンツ
- ブランドの価値観
- 取引に関する透明性
- 製品の製造過程、調達方法に関する情報
- ブランドの業界に関連した教育コンテンツ
- ユーザーが作成したUGCコンテンツ、または顧客の声
目標例 2:配信回数とリーチ数を向上させる
企業に限ってアカウントを作っただけでは、フォロワーとリーチ数が勝手に増えることはありません。よって、配信回数とコンテンツを計画しながら、リーチ数を伸ばしていくことが重要です。
リーチ数=投稿を見た人の数 を指し、SNSでは気にするべき指標の1つとなります。SNSを運用していく上で、リーチを高めるためには、いくつかの工夫が必要になってきます。
- 創出する工夫とは
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- 新製品やプロモーションについて投稿でアピールする
- 製品カタログをソーシャル プロフィールに記載して閲覧できるようにする
- フォロワー限定のセールを実施する
- 動画形式を使ったコンテンツを投稿する
- クリエイターとコラボレーションする
- プロからヒントを得るために競合分析を実施する
目標例 3:ブランドのコミュニティを拡大する
ソーシャルメディアで、キーワード、フレーズ、ハッシュタグを活用することは、新しいフォロワーがブランドを見つける手助けになります。これまでサービスや商品を知らなかったユーザーを、ブランドのコミュニティに引き込むということは、ソーシャル メディア マーケティングにとって非常にメリットがあります。
- コミュニティ拡大のメリット
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- 既存のユーザのLTV改善
- ユーザーのリアルな意見を得られる
- 新規リード獲得につなげられる
- ユーザー同士のつながりを強めて離脱を減らせる
目標例 4:総合的な顧客ケアを提供する
ソーシャル メディア マーケティング調査(※)によると、消費者の76%は迅速な対応を重視しています。しかし、迅速に対応するだけでは質の高いカスタマーケアを提供できているとは言えません。
消費者にとって本当に質の高いカスタマーケアとは、パーソナライズされた、「寄り添ってくれている」と感じることができるサービス。そのようなカスタマーケアを目指す企業にとって、SNSは打ってつけのコミュニケーションツールなのです。
- 提供するための施策や方法
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- チャットやDMを利用して、個別に会話する
- 顧客管理(CRM)を導入して、パーソナライズの履歴を取る
- 専属チームを作り、LTV(顧客生涯価値)を上げる
目標例 5:サイトへのトラフィックを増やす
Web サイトへの見込み客やトラフィックの生成に重点を置いている場合は、ソーシャル メディアがそれを実現します。オーガニックなプロモーション投稿やソーシャル広告を通じて、コンバージョンと URL クリックに注目すると、ソーシャルメディアからの ROI をより適切に判断するのに役立ちます。
Webサイトへの見込み客やトラフィックの生成に重点を置いている場合は、ソーシャルメディアがそれを実現します。オーガニックなプロモーション投稿やソーシャル広告を通じて、これまで接点を持つことが難しかったユーザーをWebサイトに送客することができます。フォチューナがSNS運用のコンサルティングを提供しているクライアント様の中には、Webサイトへのトラフィックが3倍以上、コンバージョンが1.5倍以上に増えた実績も(※)。SNSの使い方次第で、ビジネスの成長をぐっと加速させることができます。
※2023年度実績フォチューナ調べ
魅力的なソーシャルコンテンツを作成する (およびキュレーション)
ソーシャルメディアマーケティングとは何か、そして戦略を構築する方法
言うまでもなく、ソーシャル メディア マーケティングは、コンテンツ戦略に依存します。
ソーシャル メディア マーケティングとは-ブランドの価値やストーリーを紹介する魅力的なコンテンツの配信を行い、ユーザーコメントを通じて、顧客とやり取りする行為も含めることにあります。
ここまで プラットフォーム、対象ユーザー、目標について説明してきましたが、ここからはコンテンツ戦略に役立つ2つのヒントをご紹介します。
コンテンツ戦略:ブランドメッセージとトーンを整える
ブランドのロゴやコピーなどのビジュアル作りに携わった方の大部分が知っている「トーン アンド マナー」は、企業ブランディングの分野に限らず、広告やデザインを中心によく使われています。
ソーシャルメディアで、是非とも検討していきたいもう一つの要素「トーン オブ ボイス( Tone of Voice)」について、ご紹介します。
ソーシャルメディアにおけるトーン オブ ボイスとは、プラットフォームでコミュニケーションするときのブランドの独特の表現、スタイル、個性を指します。
『飾らず実直な』印象を残したい場合と、『積極・情熱的な』印象を残したい場合とでは、実際に使う語句や語尾・文章の長さといったもには必ず差が出てくるはずです
Facebook、Instagram、X は同じソーシャルメディアに分類されますが、異なる視聴者が集まっています。全て同じ声のトーンより視聴者に合わせて、わずかに異なるタイプのライティングが求められます。ですが、ブランドメッセージの表現的な足並みを揃えることは重要です。コミュニケーションを通して顧客からの支持や信頼の向上へつながるので、是非ともトーン オブ ボイスの整理を検討してみてください。
参考サイト:https://chibico.co.jp/blog/brand-strategy/tone-of-voice-062/
コンテンツ戦略:コンテンツのテーマをリストアップする
ソーシャルメディアの世界では、消費者が毎日魅力的なコンテンツを目にするため、コンテンツ消費するスピードが徐々に短くなってきています。そのため、コンテンツ形式やクリエイティブテーマを曖昧にせず、コンテンツリストを作成することで、これらの課題を軽減できます。
顧客中心のソーシャルメディア戦略を採用しましょう
ソーシャルメディアマーケティングとは何か、そして戦略を構築する方法
ソーシャル メディア マーケティングは、ソーシャル ネットワークを使用して、潜在的なビジネス顧客、そして既存のビジネス顧客との関係を構築します。しかし、その企業アカウントの運用者にも時間とリソースには限りがあります。そのため ソーシャル メディア マーケティング戦略には、意図的なアプローチを計画し作成が必要です。
ソーシャル メディア マーケティングと戦略について、メリットとデメリットを解説してきました。フォチューナでは上記のマーケティングと戦略を徹底的にフォローしながら、SNS運用のインハウス化を実現するためのロードマップ作成から実際の運用サポートまで幅広く支援しています。
「今はSNS運用代行に外注しているけどゆくゆくは社内で運用できるようになりたい」「できるだけ費用を抑えてSNSを運用していきたい」とお考えの方は、無料でアドバイスさせていただきますので是非お気軽にご相談ください。
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INFORMATION
株式会社フォチューナ
情報設計・コンテンツ ディレクションをはじめとするWEBコンサルティングと、リスティング・SNS広告運用の支援フォローをするデジタルマーケティングにおいてビジネス成長を支援しています。
ソーシャルメディアマーケティングとは何ですか
ブランドのプロモーション、ターゲット ユーザーの増加、Web サイトのトラフィックの促進、および売上の増加を目的として、Facebook、Instagram、TikTok などのソーシャル プラットフォームをターゲットとするマーケティング活動の一連を指します
ソーシャルメディアマーケティングには どんな目標の立て方がありますか
1:ブランド認知度の向上、2:配信回数とリーチ数を向上させる、3:ブランドのコミュニティを拡大する、4:総合的な顧客ケアを提供する、5:サイトへのトラフィックを増やすなどがあります
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AUTHOR PROFILE
おおた広告マーケティング事業 WEBマーケター
集客、コンテンツマーケティング領域において主にtoC事業へのサポートを行うWEBマーケター。課題抽出、設計からソリューション提案まで一気通貫で従事。Google広告認定資格、Googleアナリティクス認定資格、HubSpotソーシャルメディアマーケティング認定資格を保持。
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