ECサイトを始めるポイントを紹介。戦略と計画づくりとは。
カテゴリー:
2022.02.28

ECサイトを始めるポイントを紹介。戦略と計画づくりとは。

Share
LINE

年々増加するEC市場規模。これからECをはじめる方も、既に運用をされている方も、これからEC市場において”選ばれるお店”になるために必要なコンテンツや機能、他社との差別化のための戦略、KPI指標をご紹介します。


ECサイトのはじめかた

ECサイトを始めるポイントを紹介。戦略と計画づくりとは。

「ECサイトを作りたい、今あるサイトをリニューアルしたい。」と考えた際、web制作会社に依頼する方が一般的でしょう。とはいえ、自社のビジネス規模や他社との差別化のできる機能など、自社でもイメージを固めておくことは重要です。ECを始める際に考慮するポイントとECの目標設計をしっかり理解しておきましょう。


他社との差別化になるオリジナル機能のECサイトとは?

BtoCのEC市場規模は1998年の645億円から2004年の5兆6,430億円と6年でなんと87倍も増加しています。出品数・商品数が圧倒的に多く、集客力の高いECモール。自社ブランドのカラーを強く訴求できるオリジナルサイト。
これからECを始めるには、自社のビジネス規模やブランドにマッチした市場を選ぶことは重要です。

ECMarketer itumo.┃【EC初心者向け】EC業界の歴史と今後の動向をざっくり解説


ECサイトに必須のカートシステムとは

自社のECサイトを検討する上で独自性が求められる今、パッケージではなくネット上でカートシステムを利用できるASP(Application Service Provider)がおすすめ。特に、shopifyはカスタマイズ性も高く、スタート時もミニマムな形で導入することが可能です。

ASPカートシステム

ECサイトの差別化戦略

ECサイトを始めるポイントを紹介。戦略と計画づくりとは。

ほとんどの to C企業がECサイトを保有する現在、ほとんどのモノがすぐに買える環境で、顧客は「何をどう選ベば良いか」悩むようになりました。普通のことをしているだけでは商品の売れ行きは鈍くなる一方で、他社との差別化ができる独自性の機能があるECサイトが注目を集めています。


顧客獲得を実現するオウンドメディア戦略

差別化戦略の一つが、見込み客を育てるオウンドメディア戦略。顧客の購買心理的プロセスに合わせたコンテンツ展開と離脱率を減らすための導線設計で、オウンドメディアとECサイトを両立させたインバウンドマーケティングの実践。ユーザーは”知らないうちにポチってしまう現象”の中、コンテンツを楽しみながら購買体験を可能にします。


顧客満足度を向上させるオーダーメイド戦略

ECサイトの変遷の中で、顧客はカスタマイズ性が高い自分だけのオリジナル商品に価値を求めるようになりました。そんな顧客のニーズに応えるひとつの手段であるオーダーメイドは、今後ECサイトで他社との差別化をはかるうえで欠かせないポイントであり、顧客に選ばれるためのより重要なポイント。


オーダーメイドを実現するシミュレーション機能

オンライン上で自分の選んだデザインを再現できるシミュレーション機能によって、先述のオーダーメイドな顧客体験が提供できます。どんな商品でもWebサイト上で購入できる時代だからこそ、「自分だけの特別な商品」という付加価値が顧客満足度の向上を促進。


ECサイト運営に必要なKPI設計

ECサイトを始めよう。制作前から実装まで考慮すべきポイントを紹介。

ECサイトにおけるKPI指標は、訪問数(セッション数)・コンバージョン率(CVR)・平均単価が重要となります。この3つのバランスが崩れると売上に影響を及ぼします。そのため定期的な見直しが必要になります。それぞれ数字が落ちた時の対策を踏まえ紹介していきます。

ECにおける訪問数(セッション数)のKPI

訪問数とはユーザーがサイトを訪問した回数です。これはセッション数とも呼ばれ、サービスや商品を見てくれる数なので集客力を把握する重要な指標の一つとなります。

セッションとは、特定の期間内にウェブサイトで発生した、ユーザーによる一連の操作のことです。たとえば、1 回のセッションには、複数のページビュー、イベント、ソーシャル インタラクション、e コマース トランザクションなどが含まれます。

訪問数が落ち込んでいる際は、短期間で流入が見込めるリスティング広告やディスプレイ広告などのWEB広告施策を取り入れましょう。
さらに長期的にオーガニック流入が見込めるSEO向上のため、サイト内の最適化だけでなく、オウンドメディアなどインバウンドマーケティングを取り入れていきましょう。


ECにおけるコンバージョン率(CVR)のKPI

コンバージョン率(CVR)とは、サイト訪問者のうち、商品の購入に至った割合のことです。
コンバージョン率が悪い場合は、ユーザーが購入までの導線にストレスを感じ離脱している可能性が考えられます。カートへの導線を見直し、登録フォームの見直しをするなど、ストレスなく購入へ繋ぐ導線設計が必要です。


ECにおける平均購入単価のKPI

購入単価もECサイト運営には大切な指標です。
平均単価が低いの場合、セットでの販売や同時購入を促進するキャンペーン施策を打つだけでなく、サイト内の回遊率を上げる施策を取り入れましょう。例えば、商品詳細ページに閲覧履歴より”あなたにオススメ”や”他の人が気になるアイテム”などオススメする機能を追加し、カートまでの導線を見直しましょう。


PDCAを回しEC売上を向上させよう

ECサイトを始めるポイントを紹介。戦略と計画づくりとは。

オンライン時代に選ばれるECサイト運用において、成功の鍵はPDCAを回しサイト運用を行うことです。マーケット調査を行い、自社の商品やサービスを最大限魅力的に伝えるECサイトを運用しましょう。

インバウンドマーケティングを意識したサイト制作支援を行っています。
新規サイト、記事作成などについてお気軽にご相談ください。