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- 2024.03.05
インバウンドマーケティングを取り入れる企業に、オウンドメディア・SNS運用をスタートする事例が増えています。しかし、想定していた効果が出ず運用に悩みを抱えるWEB担当者も多くいます。目標設定や効果が正しく設定されていなかったり、とりあえずやってみた、ということも少ないないようです。
本記事では、オウンドメディアの成長ステージに合わせた最適なKPI指標と設定さらに、KPI指標を基に運用方法について、詳しく紹介します。
- こんな方へおすすめ
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- オウンドメディアの運営者
- オウンドメディアの効果を再検証したい方
- KPIを作成したい方
オウンドメディアにKPIが必要なワケ
オウンドメディアにKPI指標は必要なの?KPI設定方法を徹底解説!
オウンドメディアはネット・TV・紙面広告などに比べて即効性のある施策ではないため、中長期的な計画、そしてKPI(ステージごと中間の達成度)とKGI(最終目標)が鍵となります。オウンドメディアにとって、KPIが必要なワケを解説していきます。
KPIとは
- 数値目標
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- 達成度を確認するKPI(重要業績評価指標)
- 最終的な目標を設定するKGI(重要目標達成指標)
オウンドメディアは、長期的な視点で取り組まなければなりません。定期的な見直しとそれを判断する数値目標を持つことがが大切です。
KPIとは重要業績評価指標と訳されることが多く、簡単にいえば最終目標(KGI)を達成するための中間目標のことを指します。>KPIの指標にするものは、訪問数やクリック数など数多くあり、サイトに合ったものを選びましょう。
オウンドメディアを活用して、企業に興味を持ってもらうきっかけ作りのシステムが構築できれば、インバウンドマーケティングにより得られるメリットは非常に大きいです。
「会社の知名度を上げる」「商品やサービスの売上を増やす」などの目的達成に向かって、KPIを設定することはとても重要です。
オウンドメディアとは
オウンドメディア (Owned Media)とは、自社が所有するメディアのことで、言葉の意味をそのまま捉えれば、「企業が所有するメディア全般」を指します。
そのため本来の意味では、パンフレットやカタログなど、ウェブ以外のものも含まれますが、日本では自社が運用するwebメディアを指すことが一般的です。
オウンドメディアの適切なKPI設定と指標
オウンドメディアにKPI指標は必要なの?KPI設定方法を徹底解説!
闇雲に運用をスタートしていても、想定していた結果がでないだけでなく、運用するチームが瞑想したりメディアの目的がブレることでユーザーが離れてしまう傾向があります。
ECサイトであれば、「購入ボタン」という明確な最終目標がありますが、オウンドメディアの場合どんな中間目標(KPI)を目指せば良いのでしょうか。
オウンドメディアは中長期的な取り組みであることから、KPI指標を明確にするため3つのステージに区切って設定すると分かりやすくなります。
スタートから半年以内の立ち上げ時、検索の上位に表示されたあとの中期ステージ、アクセス数が増えてリピートも多くなってきた長期ステージです。KPI数値として参考項目をご紹介します。
初期指標:スタートから約半年
立ち上げから半年ほどはまだ検索上位に上がらず、アクセス数が少ない時期です。そのため、「検索上位の獲得」や「集客」に焦点を当てたKPIを設定しましょう。
この時期はページ数が少ないこともありアクセス母数も高くありません。最終成果となるコンバージョン(CV)も少ない状況です。多くのユーザーがサイトを訪れ、コンテンツを閲覧してもらうことを立ち上げ期のKPIを設計することをオススメします。
PV数やUU数だけでなく、どれくらいSNSで拡散されたかで自社の製品やサービスの認知度を測る指標とするケースも多くあります。特にBtoCのビジネスの場合、SNSでの拡散をはじめから狙ったコンテンツ施策に取り組むと効果的です。
- 立ち上げ時:集客を目標としたKPI数値
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- ターゲットとなるキーワードの検索上位
- ページビュー(PV)
- 新規ユニークユーザー数(UU)
- SNSでのシェア数
中期指標:半年以降
立ち上げ期のKPIを達成し検索上位の獲得やアクセス数が安定すると、中期では「ユーザーが定着し、繰り返し閲覧されること」を目指します。定着率や滞在時間を上げるためには、コンテンツの質を高めることが重要です。コンテンツ内に内部リンクを付けるなど、工夫を凝らしましょう。
- 中期:滞在時間を上げ遷移数や回遊率を測る数値
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- 滞在時間(ユーザーが滞在した平均時間)
- 定着率(リピーター率)
- 回遊率(1回の訪問でサイト内を閲覧した回数)
- 直帰率( 1 ページのみの閲覧で離れた回数)
- スクロール率(どのくらいページが読まれたか)
長期指標:自社の課題に合わせた目標設定
設計した集客チャネルから十分なアクセスを獲得し、リピートで訪問するユーザーも増えた段階では、コンバージョンの獲得を目指します。ユーザーの属性や興味の段階に応じてアプローチを行いましょう。広告色が強すぎてユーザーに避けられないように、オウンドメディアはあくまでも情報発信メディアということを忘れないように運用しましょう。
- 長期:オウンドメディアのコンバージョン
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- 資料請求
- 問い合わせ
- 商品ページ/購入ページ
- 来店予約数
- 会員登録数
オウンドメディアの運用方法
オウンドメディアにKPI指標は必要なの?KPI設定方法を徹底解説!
自社でオウンドメディアを運用する場合、社内部署を立ち上げる、もしくは外部の制作会社に依頼するなどオウンドメディアのチームを作りましょう。オウンドメディアは、長期的に顧客との関係を作る役割としてインバウンドマーケティングの施策となります。単に記事を公開するだけでは、コンテンツの企画・立案から記事の制作を行い、記事のクオリティ、顧客との会話できる体制も整えなければなりません。
とは言え、KPI指標を達成するか否かは「ユーザーにメリットのあるコンテンツ」にあります。
これからオウンドメディアをスタートされる企業、既に運用を行っている企業がオウンドメディアの運用ポイントとして方法について紹介します。
目的に応じたコミュニケーション機能
オウンドメディアでは、コンテンツからユーザーとのコミュニケーションを持つことが重要です。
コミュニケーションはカスタマージャーニーと呼ばれる顧客心理から必要な機能・箇所を見つけ出せます。
訪問するユーザーがコンテンツを通して課題を解決するだけでなく、対話ができるようなコメント機能・ウェビナー参加・いいね機能・資料ダウンロードなどの導線を作りを確認してください。
「目的に応じたコミュニケーションを考える」は当たり前のことのようにも思えますが、コンテンツ制作に当てはめると、「そもそもどんな選択肢があるのか」「どうやって進めればいいのか」など、経験がないとわからないことも多いです。そんなときは、プロのノウハウを教わるのが手っ取り早いのかもしれません。
オウンドメディアは、長期的な関係を築くための対話や対応(カスタマーサービス)の役割を持つため、KPI指標に顧客とのコミュニケーション数や量を設定するのも良いでしょう。
コンテンツの更新頻度を保つ
現状、Googleをはじめとする検索エンジンに対してSEO対策も忘れずに運用しなければなりません。SEOに強いコンテンツ作成のためのキーワード選定も1つですが、更新頻度も同じように重要です。
ユーザーは古い記事より新しい記事を優先的に見る傾向があり、Googleも新しい情報を優遇し、検索結果の順位に反映することで検索結果の精度を上げようとしています。
常に新しい記事を書く必要はありません。
大切なのは公開日より、最終更新日です。元記事の公開日付が古くても、直近で更新が加えられていればそれは新鮮なコンテンツとなるからです。
KPIの中に新規公開+リライト公開を混ぜても良いでしょう。流入が減ってしまったページ、なかなかアクセスが増えなかったページを見つけて過去の記事をリライトついでに、キーワードも見直してみてください。
見えない数値を集めましょう
コンバージョンは、サイト内で完結する(資料請求・決済等の見える数値)することもあれば、顧客が実際に店舗や施設へ足を運ぶ(来場予約・見えない数値)こともあります。
購買や契約までリアルなやりとりが発生するターゲット市場においては、営業セールスまでが一連の流れになります。WEBはわからない、オフラインは知らないでは事業の成功は望めません。
オウンドメディアの役割は、ユーザーから見つけもらい、興味の度合いを高めること(営業セールス)です。Googleアナリティクスに表示されないオフライン上の数値を、営業チームから共有してもらうことでKPI指標がより具体性を持ちます。
オウンドメディアの運用は戦略が必要不可欠
オウンドメディアにKPI指標は必要なの?KPI設定方法を徹底解説!
オウンドメディアは顧客の獲得や会社のブランディングに役立ちますが、効果を上げるためには戦略が不可欠です。マーケティング課題の解決に向け、運用の時期に合わせて的確なKPIを設定しましょう。
運用ではコンテンツのテーマを明確にし、わかりやすい文章で作成することが大切です。適切な戦略により、自社の最終目標を達成できるオウンドメディアを作りましょう。
オウンドメディアの始め方
オウンドメディアにKPI指標は必要なの?KPI設定方法を徹底解説!
Media WordPressを使用してSEO最適化したオウンドメディアを構築する方法
Media WordPress のオウンドメディア サービス パッケージを使用すると、コンテンツを簡単に作成し、検索エンジンに最適化された記事が、すぐに公開できます。
SEOに必要なタイトル、ディスクリプション、HTML記述、構造化マークアップをはじめ、検索エンジン用サイトマップなどのファイルを簡単に管理できるため、ファイルを書き直したり、構造を作り直す作業は要りません。
標準のデザイン・テンプレートは、オウンドメディアに特化した機能が豊富に用意されているため、サプライヤーは、文面を入力するだけで 記事の目次、関連記事の表示から動画、Googleマップ、また資料ダウンロードや問い合わせのCTA設置まで、必要な機能を別途開発せずに済みます。
さらに運用チームが、オウンドメディアのスタートに必要な企画やKPI設計、中⻑期的に見据えるべきコンテンツ戦略までMedia WordPress を通してサポートしていますので、お気軽にお問い合わせください。
1 週間の無料トライアルを今すぐ始めて、Media WordPressが どのようにオウンドメディアを運用できるかをご確認してください。
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AUTHOR PROFILE
HIROHATAWEBコンサルティング事業部 / 関西チーム プランナー
リテール業界を得意とし、WEBマーケティングを支援するプランナー。前職はリテール業界にて社内マーケティング兼、制作ディレクターを担当しておりました。フォチューナに入社後、WEBディレクター、営業を経て情報設計、開発案件にも携わっています。 制作し納品するだけでなく、公開後の運用フォローや、成果に近づくため伴走した支援を行っております。 HubSpotインバウンド認定資格を保持。
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